湯長谷の日記

佐々木蔵之介さんを推しています。蔵之介さんがかわいいとだけ書いてあるブログです。

残暑に佐々木酒造さま「夏方(なつざま)」を

夏季限定の「夏方(なつざま)」をいただきました。季節限定の原酒、何やらアルコール度数が高いお酒が多くて、飲み切れるかな…っていう不安があって、なんとなく購入に至らずもじもじしておりましたが、ついに、という感じです。

 

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ラベルに小さく「古都」って書いてあるので、この「夏方」が将来的に「古都 純米吟醸」になるってことなのかな?と思いつつ開封…!ちなみにもう一つの夏季限定原酒「呑切り」にも「古都」って書いてあって、こちらは精米歩合的に「古都 銀明水辛口」になるっていうことなのかしら。


それはさておき、夏方の最初の一口の印象は「辛い!濃い!」という感じでした。さてはて、これ、私の手に負えるかな…と思い、悩んだ挙句、お猪口に氷を1つ投入。どうして悩むかというと、蔵之介さんファン的には、以前にお若いマネージャーさんが日本酒を水割りにしてもってきたことに愕然としたっていうエピソードを3万回くらい熟読して魂に刻み込んできたわけじゃないですか。だから、日本酒に何かいれるという振る舞いに引け目を感じるというか…。だけど佐々木酒造さんの商品紹介のところにはいろいろアレンジして飲んでねみたいな寛大なお言葉も書いてあったし…。ということで、冷蔵庫の製氷機でできた小さい氷1つをお猪口にいれて飲むかわいらしいロックの出来上がりです。これがね〜不思議なことに急に表情が変わるんです!優しくて甘いお酒になって驚き!「日本酒、ロックにしていいんじゃん!」という気づき〜!だけど、このお猪口ロックも少し問題があって、最後水が多すぎでバシャバシャになってしまうのです。しかし、勢いづいた私、2杯目の夏方に炭酸水をひとたらし。お、おいし〜!優しい風味に泡っぽさがプラスされて、そういうのを売りにしてる生酒っぽさが出てきて、すごく気に入ってしまいました。


初日は辛くて強いなと思っていたお酒も、ボトルを開けた次の日以降は角が取れた感じがあるというか、そのままでもおいしくいける感じに変貌したのですが、このちょいシュワがすごく好きになってしまったので、もっぱら日本酒ハイボール(炭酸微量)で楽しみました。そういえば、日本酒っていつも開けた後の味の変化に少々焦りながら飲んでいるところがあったのですが、気のせいかもしれないけど、この夏方はそんなに焦りを感じないで、ゆっくりお付き合いできた気がします。味の変化がゆっくりとか早いとか、お酒によって違いってあったりするのかな、酔っ払いの気の迷いかな。

夏方、もう1本いきたいな〜とも思ったのですが、もう9月はすぐそこ、秋のお酒が出てくるから、今、追加購入は難しいかな。来年また会おう!

古都のリキュール檸檬研究室

「古都のリキュール檸檬」のアレンジについていろいろ研究を進めました。といっても基本的には前回の記事で試した組み合わせ(ナッツの蜂蜜漬けやヨーグルトなど乳製品とのマッチング)をさらに精査する方向で、さらに檸檬リキュールとレモン果汁の違いを明確にすべく実験してみた感じです。私は自分がレモン自体の味をおいしいと思っているのか、リキュールだからいいのか、気になっていたからです。ちなみにレモン果汁は、ちゃんとレモンをしぼったわけでなく、ポッカレモン(スーパーの調味料売り場でうっているもの)を使用しました。

 

 
実験その1「モッツァレラチーズ


以前、ネット界隈で桃モッツァレラって流行りましたでしょ?あれにヒントを得まして、モッツァレラに古都檸檬をまぶしてみました。結果は…正解!!そのままでおいしいモッツァレラですが、ちょっと華やかでキャッチーな感じに仕上がります。今回は対象実験のためにレモン果汁も用意したので、かけてみました。結果は…酸っぱい!私、古都檸檬って全然甘くないと思ってたのですが、こうしてレモン果汁と比較するとよくわかる、あのリキュールはレモンの爽やかさと絶妙な甘味料のアシストとそれを隠れ蓑にしてるアルコールが相まって人間をだめにしているんだなと気づきました。今回はやってないけど、レモン果汁を使う場合はオリーブオイルをあわせれば勝利の可能性が高まるよね?やはり、酸っぱさだけでなく、甘さというかまろやかさみたいな要素が入っていてこそのバランスなのですな。


実験その2「ナッツ・蜂蜜関連」


まず、アーモンドだけをリキュールにつけてみました。数時間つけてみたところ、アーモンドを食べてみると軽くレモンの風味があって、ちょっと新しい感じ。悪くないです。あとはアルコールのおかげなのかなんなのか、アーモンドの風味自体がちょっと増してて色気がでる感じです。リキュール自体にはそんなにアーモンドの香りが移ったとは思わないけど、ここではすでに酔っていたので、細かいことはちょっとわからないです。色はちょっと濁りました。アーモンドの皮の色でも落ちたかな。あとで炭酸で割っておいしくいただきました。


アーモンドの蜂蜜漬けも、レモン果汁バージョンと古都檸檬バージョンのトッピングでそれぞれ食べ比べ。これも古都檸檬の勝ち。レモン果汁オンリーも悪くないのだけど、やはりリキュールっていうのは絶妙な色気があるんだと実感。


実験その3「ヨーグルト」


これはレモン果汁と古都檸檬、引き分けということにしようかな。レモン果汁もヨーグルトにコクがでるんだけど、古都檸檬をかけた時の不思議なお色気アップ感、面白いんですよね。


うーん、今回はポッカレモンを使ったからレモン果汁アレンジの分が悪かったのかな…。ポッカ様に悪気があるわけではないのですが…。これ、しぼりたてのフレッシュレモン果汁だったらもう少し違ったのかしら?次の研究会があるかは未定ですが、そこはちょっと気になっています。

それにしてもこの手の記事は写真をいれるのが定石だと思うのですが、何も撮影しなてない、まったくネット映えしないブログ記事ですみません。

あの日の日記(2020年8月9日)

結局、オンライン視聴チケットは買わないまま配信期間が終わってしまいました、プレミアムリーディング。蔵之介さんの久しぶりの舞台を繰り返して見たいとも思っていたし、他の俳優さんたちも見てみたいと思っていたのですが、不思議なものでのらりくらりと見ないままでした。自分の中に残っているあの日の思い出がもう少し薄くなったらまた見たくなると思うので、その際はぜひディスク販売もしくはWOWOW等での放映よろしくお願いいたします、関係者様各位。

推しの現場に馳せ参じるっていうのがそもそもものっすごく久しぶりの行動でした。蔵之介さんを推し始めてからすぐに熱に浮かされてチケットを買った『佐渡島他吉の生涯』が幻となってしまい、推す気持ちどころか普段の生活も立ち位置がよくわからないふわふわした感じが続いてしまっていた感じがします。思い返せばそれは数か月間の話だったし、ていうかすみません、そもそもまだ状況は完全に解決はしていないですね、まあともかく、なんだかとにかく鬱屈した毎日でした。そして一応気をつければ少しずつ以前から知っているような楽しみを楽しむ生活をしていけるかもみたいな状況になってきたころにこのプレミアムリーディングですよ!なんていうか、とにかく楽しみだったし、期待が膨らみすぎて相当浮ついていたように思います。そういう浮ついた時間、本当に楽しい。

前日は高まりすぎて情緒不安定になるし、当日は妙に早く目が覚めるし、どんだけかって感じでした。お昼ご飯はどうしよう、正直、何か食べたい気分にはなれないと思う…と思っていたけど、12時半開演だし、途中でおなかがなるのだけは避けたいと思って、移動途中に駅構内のパン屋さんのイートインコーナーで何やらむしゃむしゃ食べておきました。何やらっていうのは豆のパンとマフィンだったのですが、浮つきすぎていたのか、ふと気づくと、半分に割ったりするような配慮もなしに、ねずみのようにマフィンに鼻づらをつっこんで無心に食べていました。文字にして人様に読んでいただいても特に何の感興も呼ばないと思うのですが、これ自分としては「あー、今ぼーっとしてたんだなあ」と思って印象深かった思い出なので、日記として残しておきます。

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会場入り口では靴の消毒とかもあって、感染症対策厳重だなあ…なんだかSFの世界みたい…と思いながら入場しました。前述の通り、席が良すぎて落ち着かなくて、開演まで人の少ないロビーをうろちょろ不審者のように歩いたりしていました。

 

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「Re:」を楽しんで、そして「ひとりのふたり」。詳しいことは、別に書いた観劇日記をご笑覧いただければ幸甚でございますが、印象に残っている瞬間を単発で書き残しておくとすると、まずは蔵之介さんの「あ」。うまく伝わるかわからないのだけど、蔵之介さんが母音が「あ」の音を丁寧にはっきり発音する時の口の形と声が響く感じがすごく好きで、今回も何のセリフだったか覚えていないのだけど、ものすごく序盤、きっと発声して10秒以内のなんらかのセリフの中でその私の大好きな「あ」の口と声の響きがあって、その瞬間「私、今、佐々木蔵之介を見てる!」って鮮烈に思ったんです。細かすぎて伝わらない推しポイントかもしれないのですが、私にとってはものすごく鮮やかに残っている思い出です。

あとは、暗転したときの蔵之介さん。小池さんがセリフを言っている時にふと目をやった蔵之介さんの思い出も書いておきますね。だいたいはストーリーに沿って、しゃべっている方の俳優さんを自然に見やる感じで、あっち向いてこっち向いてというように観劇していたわけなのですが、ある時、流れが小池さんに移った後もなんとなく蔵之介さんを見続けてみようかなと思ったんです。その前までセリフを言い、役を演じていた蔵之介さんが椅子に座り、それに伴って蔵之介さんを照らしていたライトが落とされるような演出だったのですが、暗転と共に役の表情がふーっと消えた様子、手元の台本のほうに目をやりながら暗がりで座っている蔵之介さんがね、なんだろうもう、かっこいいとかいう言葉では表せないくらい素敵で、本当に素敵で、なんだか怖くなってしまいました。今思えばもっと長く見ていればよかったかもしれないけど、その時は、その一瞬だけでもう胸いっぱいになってしまったらしく、演じている小池さんのいる明るい世界のほうにあわてて顔を向けてしまいました。

他にもいろんな思い出があったかもしれないけれど、もうそれもだんだん薄れてきているのかもしれないです。絶対に忘れたくない思い出はしっかり日記につけておきました!

プレミアムリーディング「もうラブソングは歌えない」松本利夫×野波麻帆「Re:」

「ひとりのふたり」の観劇日記が長すぎたので、こちらはさらっと…。でももちろん、こちらもすごく良かったです!


会場に着く前からも着いた後も、なんだか落ち着かなかったけれど、「Re:」が始まって劇場が上演モードになったことでようやく心臓にも落ち着きが戻ってきました。2人の役者さん、野波麻帆さんと松本利夫さんが一緒に入ってきます。トーンは違うけど、2人ともグレーっぽい感じのお召し物が素敵。EXILEのメンバーってあまり名前を存じ上げないのだけど、松本さん、あ〜、この人は深夜に冠番組もってらっしゃるの見たことあるぞ!と思いました。席に座る前、松本さんが野波さんにガッツポーズみたいな感じをして見せてかわいかった!野波さんはタンブラーみたいなもの、松本さんはペットボトルにストローをさしたようなものに飲み物を入れている。椅子がレザー調で座り心地良さそう。


以前に別の役者さんのバージョンを見たことがあるこの作品、初演は2012年だったようです。今回、演目を知った時に、あれをやるのか、個人的な内容を会社のメールアドレスでやり取りするっていう流れに自分は違和感持たないかなってちょっと心配しました。私が社会と断絶させられて子育てと格闘して会社員休んでいたこの数年間で、世の中って予想以上にコンプライアンス的な行動規範がしっかり浸透してきたイメージがあるんですが、気のせいでしょうかね…。メールタイトルに雑談感がだだ漏れでこんなのが受信トレイに見え隠れするの怖すぎませんか…とか、それ明らかに仕事の打ち合わせのメールだけど同行する上司にCC入れないのか…とか、会社のメールで愛のやり取りって…8年前の世の中ってこんなのOKな感じだったかな…とか、やっぱり最初ちょっとむずむずしてしまったけど、すぐにストーリーの中に没入していけました!こういう設定って、時代が近い方が違和感が引っかかってしまうっていうのはあると思います。むしろ文通のほうが、もはやファンタジーの域に入っていてむしろすんなりいけるのでは、とも思ってしまいました。だからってメッセージングアプリに置き換えて書き直してほしいっていう話をしているんじゃ全然ないんだよ!そういう趣旨の文章じゃないよ!私が勝手に感じた違和感は作品の良さを一切毀損してないよ!!


あと、座席が観客同士の間が1つ以上開けられている状態だったのだけど、最初ちょっとだけ、笑うことに心許なさを感じてしまいました。でもそれもすぐになじんだけど!劇場という空間では、隣同士知り合いじゃなくても「隣の人も面白いと思っているんだな」って無意識に感じとって自分も楽しんでいるものなのだなあと、自分の体で実感しました。


なんだか作品と関係のないことをぐだぐだと書き始めてしまったけど、つまりは何を書きたかったかというと、作品に入り込んでいくまでの間、ほんの少しの違和感が私の心に去来したけど、そんなものをすぐに吹き飛ばしてくれるくらい、お二人とも熱演してくれたってことです!


あらすじは、勘違いから送られたメールからはじまる男女の物語…みたいなところです(紹介が短いな)。


個人的に特に印象深かったのが物語の後半です。なつきさん(女性の方)がメールに返信をしなくなった時期があったのですが、その後にまたやり取りが再開されたころ「ああ、こんなことが語られてたんだ…前に見た時はここのくだり、こんなに鮮やかに受けとめたかな…」と思いながら観劇していました。なつきさん、結婚生活がうまくいかず一人暮らしを始め、経済的にも困難を抱えてアルバイトを掛け持ちしながら生活しているのですが、メールの中でさんたろうさんが帰国したら会いたいということを言ってくれた時、会いたくない、このままたまにメールをするのがいいと答える流れがあります。外見を含め自分が変わってしまったから、さんたろうさんに会うのが怖くなっているということですが、毎日の精一杯のルーティンとささやかな幸せで十分になっていて、大きな変化や幸せを受け入れることが怖くなっている感じがあったと思います。あのですね、こんなこと書いていますが、別に私が今さら(婚外)恋愛にあこがれてるとかじゃさらさらないですからね!ほんと、ここは南紀白浜かってくらいサラッサラですわよ。ていうか、思えばこの間からミドルエイジクライシスみたいな心の中を観劇日記に託けてくどくど書き散らしているけど、なんだそれ、黄昏流星群かな?まあでも大きな変化やチャンスを前にして「このままでいい、このままがいい」と思ってしまう気持ちってあるよなあ…としみじみしてしまったのは確かです。書いていて思い出すのは、最近、仕事(っていうほど大したことはやってない)で、社交辞令だとは思うけど「もっと踏み出せばいいのに」ということを言ってもらえた時、自分を取り巻く環境のことを考えて「そんなことできるわけない」という結論に0.5秒で着地してしまった自分のことなどです。実際無理なわけだけど、いや、実際ってなんだ?変化を恐れすぎでは?と自問自答したりします…。


それと、スペインに行った後のさんたろうさんからやたら明るいメール(なつきさんにスルーされる)が2通来たわけですが、あれが松本さんのビジュアルと妙に親和性高くて笑っちゃいました。私が以前に見たバージョンは、爽やかさ偏差値ぶっちぎって測定不能みたいな俳優さんが演じていたので「うわー、なんかスペインいってテンションあがっちゃってるね?キャラ変わっちゃったねえ!」みたいな感じだったのですが、今回の松本さんは「スペイン行って本当によかったね!ここが本当の居場所だったんだね!」みたいな気分にさせられたので、感じ方って面白いですね。


「佐々木さん」「蔵之介」「うなぎ」などなど、蔵之介さんファンが多いと思しき会場をクスクスさせるには十分なワードが散りばめられていたけれど、記憶が明確ではないのですが、このへんの流れも特に原作を書き直していた記憶もなくて、たぶんオリジナルのまんまなんだろうと思います。まあ「うなぎ」で蔵之介さんファンがときめくようになったのは最近の話ですが…。


それにしても、意外と長く書いてしまった!!

佐々木酒造さまの「古都のリキュール 檸檬」

最近、佐々木酒造さまのほうで熱烈プロモーション中の新商品「古都のリキュール 檸檬」を買ってみました!

 

佐々木酒造の古都のリキュール檸檬


最初ボトルを手に取った時、ボトルの上の方に果肉っぽいものがたくさん見えて「これは果汁感高そう…!」とテンションがあがってまいりました。そして、いざ、ドリンキングタイム。最初の感想は「甘くない!!」私はてっきりすっかりリモンチェロみたいものがやってくると思い込んでいたのです。全然違うものでした。甘さはすごく控えめで、レモンの風味がすごくはっきりすっきりしたリキュールです。炭酸水で割ったら無限に飲めてしまいます。どんな場面にもあうお味。食事時にもリラックスタイムにも。これは…本当に危険なお酒…。おいしすぎて本当に飲みすぎてしまう。日本酒をいただいているとお酒を飲んでいるっていう自覚が芽生えるのですが、日本酒もいつも「米のジュース!」と言って飲んではいますが、こういう真にフルーツジュースみたいな気分になるお酒は本当に無自覚に飲んでしまうので危険ですね…グビグビプハー。


普通にソーダ割でいただく他にもいろいろおいしい楽しみ方がありそうです。基本的にはレモン風味をプラスしたい時にいつでも使えそう!あと、蜂蜜との相性が危険なほどに良いと思う…。私、流行りに乗じてナッツの蜂蜜漬けとかたまにつくるのですが、それにかけると…よくない!!これはよくない!!いい意味でよくない!!!褒めてる、褒めちゃうよ!!!蜂蜜がちょっとサラサラっとした感じになるのもまたいとおかし、蜂蜜とレモンっていうのは最強の組み合わせだなと思いました…。お皿に残ったハチミツ檸檬に炭酸水をかけてごしごしまぜまぜしてグラスに戻せば、もったいないオバケも出ずに、最後までおいしいです。これ、そもそも古都檸檬(←勝手な名称)でナッツを漬けてみるとか、そういう実験も面白そうだなと思っています。


あと、ヨーグルトにもかけてみました。普段ヨーグルトは甘くしないで食べる派なので、そのままちょっとかけてみたところ、ヨーグルトのミルク感がましましになってびっくり!チーズみたい!これは何なのかな?レモンのおかげなのか、アルコールの関係なのか?今度、レモン果汁だけかけてみて対象実験してみたいです。ちなみにリキュールはかけすぎるとアルコールの強さが勝るので注意が必要です。ヨーグルトは甘くして食べたい方は蜂蜜を加えるのがいいかもしれません。バニラアイスにもあうんですよね?前にツイッターでみかけました!


いろんな実験欲が刺激されるリキュールです!

プレミアムリーディング「もうラブソングは歌えない」佐々木蔵之介 × 小池栄子「ひとりのふたり」(※ネタばれあります)

冒頭から何なんですが、私、立派な中年なんです。このブログでも何回か中年を自称していますが、ほんと、ナイスでもなんでもないミドルエイジ真っ只中です。


それでですね、中年な私、舞台『佐渡島他吉の生涯』の無念の中止に端を発した佐々木蔵之介さんのコロナ休暇の終わりを告げる朗読劇『プレミアムリーディング「もうラブソングは歌えない」』に馳せ参じて参りました。矢も盾もたまらずといったところで、まさかの現地鑑賞です。すみません、他にもフォルクスワーゲンとか、ペンの贈り物を受け取るとか、いろいろ蔵之介さんのお仕事ありましたが、インパクトの大きさとしては、この朗読劇をもってして、佐々木蔵之介再スタートという認識でもいいかなというところで休暇の終わりだなんて言葉すべり気味にでっかく書かせていただきました。


会場につくまでの恋する乙女(中年)のドキドキ日記も残しておきたいのですが、今日はちょっとそのあたりの話は飛ばし気味に…。ということで、会場につき、まずは1作目「Re:」の鑑賞。これについてもまた今度余力があれば日記を残しておきたいです。この作品は以前に別の役者さんのバージョンを見たことがあったので内容はわかっていたのですが、繰り返し見たとしても高まりに高まった後の最後の衝撃は鮮烈に感じられると思う…。こちらの内容も中年の今見ることで強烈に刺さるところがあったっていうことを日記に書きたいです。忘れないようにここにメモ。


1作目「Re:」が終わって、休憩タイム。「Re:」で使われた椅子とテーブルが片付けられ「そっか片付けるのか、消毒とか必要だしね…」とか思いながら設営を眺めていると、何やら、演者のバックにものがたくさん運ばれてくる…。楽器?音楽つきなの?とびっくり。蔵之介さんの舞台用に運ばれてきた椅子が背もたれが木のタイプで「長時間座るのきつそうだな…52歳だからいたわってあげて!」と心配しました。でも、後からわかることだけど、立ったり座ったりよく動くし、全然問題なしでした。そもそも、もう1つの大事な舞台装置が木のベンチだしね!しょっちゅう立ち歩かないとお尻痛くなっちゃう!


向かって左からコントラバス、ギター、クラリネット奏者の方々が並び、いよいよ、「ひとりのふたり」の幕開けです。すみません…ここから1パラグラフ、壮大な自慢が入ります!言います!私、めちゃくちゃ、めちゃくちゃ、しつこいけどもう1度、めちゃくちゃいい席でした。ローチケ、ありがとう!!ローソンの株主になれば恩返しできる?ローソンって三菱商事系列だっけ?私の今後の推し事人生・観劇人生において、これ以上いい席は望めないのでは?私の舞台運ここで全部使い切ったのでは??というくらい、すさまじい良席でした。発券した時は我を忘れるほどびっくりではなかったのですが(もちろん、かなり前だな〜とは思ってチーム申すごいなあって感激してた)いざ会場について席順チェックした時「ふんっ??」ってマスクの下で声出たよね。なんだったら、マスクの下で1人顔芸してたといっても過言ではない。なんていうか、佐々木蔵之介様とのソーシャルディスタンスに関して責められることがあれば、もう切腹やむなしというくらいの席でした(混乱の極みで何を言っているかわからない)。私の席の周りってどのくらいチーム申枠だったのかなっって答えのでない問いかけを心の中でしてしまいました。私の周りにいた方々に「ねぇねぇ、今日はみんな誰推しで来てるの〜?私、蔵之介推し〜!」って話しかけたかったのですが、会場での会話は極力控えるよう言われていたので、そういう破廉恥な行為は謹みました。


ちょっと長くなりました。ということで、ついに舞台の始まりです!蔵之介さんは白地に淡いツートンの色味の入ったシャツにベージュのボトムス、そして、紐で結ぶタイプの靴をお召しだったと思います。最近のメディア露出の時に気になっていたお髭は…?ない…ってことでいいのよね??うっすら…とは思ったのですが、剃ったっていうことよね…?コンシーラーで隠せるレベルの話じゃないもんね?それとも、整髪料(整髭料か…)的なものであのちょび髭セッティングをしないと意外と普通な感じだったりするの?


ストーリーとしては、音楽教室で再開した、学生時代につきあっていた2人のお話が展開されます。今はお互い42歳、お互い独身。2週間に1度、男性の方のレッスンが終わったあと、女性のレッスンが始まる前のきっかり15分間おしゃべりをするようになり…というものです。そもそも相手がまだ独身なのかどうかというところの探り合い(というより、自分の中での自問自答)から始まるわけですが、なかなか相手に踏み込まない感じに2人のキャラクターが表れているのと同時に、大人の分別と諦めが感じられてとても良い。2人の会話(木のベンチ)の合間の独白シーン(木の背もたれの椅子)で、2人がどうして独身であることを選んだのか、選ぶっていうほど積極的なものでもないかもしれないけど、どういう道のりを歩んで今にいたるのかっていうあたりが語られます。


せつおさん(蔵之介さんの役。「せつ」は「うだつ」と書くそうです!)の独白の中で、まりこさん(小池栄子さん)と付き合った後、女性と付き合ったことがないということが語られているところで「酸いも甘いもかみわけてない」みたいなセリフがあったのですが、そんなことはないんです、仕事で管理職に片足を突っ込み始めたころの話という感じでしょうか、大きなプロジェクトのリーダーを任されたけれど、人をマネージすることが苦手で自分で全部やってしまえばいいという感じになってしまい、長時間労働を繰り返しているうちに心身を壊してしまった思い出を語っているシーンがありました。一人きりでなんとか体調不良(なんてもんじゃないよね)をやり過ごし、位置情報ゲーム(ここ、ポケモンだっけ?ドラクエだっけ?記憶が混迷してる)を楽しみながら散歩できるようになったくだりが淡々と語られる様子が、もう本当にたまらなかった、ていうか、正直泣いた。


いつものレッスンの日にまりこさんが来なくなって、一緒に行く人のあてもないのに買ったペアチケットでオリンピック観戦に誘いたかったせつおさん、教室の1階に新しくできたカフェにまりこさんと一緒にいきたいなと思っていたせつおさん、まりこさんに避けられるようになったのは何がいけなかったかなと自問自答し、そうだ、自分は一人で生きるんだったということを自分に言い聞かせます。
そのころ、まりこさんはお父さんの具合がよくないため、こまめに実家に帰るようにしていました。そう、もうねえ、このくらいの年になってくると、独身組も既婚組も、自分たちの生き方や選択がどうのこうの、やれ、子育てがどうのと喧々諤々している余裕がだんだんなくなるのよ…親の問題が自分の人生に大きく関わってくるようになるんだわ…。


やがて社会状況の変化と共に、音楽教室の発表会は中止になり、みんながテレワークをするようになり、「1人ですごす」ということがある意味究極に突き詰められてきたような日々がやってきます。1人ですごすことに慣れている2人、意外と快適そうに過ごしていると言えば言えるかな…という感じでしょうか。ただし、このまま本当に人生における大変なこと・楽しいことを1人で受け止めていけるのかな、という気持ちも持ちながら。


久しぶりに再会したせつおさんとまりこさん、またレッスンの間の15分間、おしゃべりをします。相手との関係に一歩踏み出そうとした時、また、レッスン開始のチャイム。2人はまたおしゃべりを中断し、2人とも「これからは1人で生きるんだな」と自覚した時に買ったと語っていた楽器を手にし、それぞれの音楽を奏でます。


あの後、2人が恋愛や結婚といったステージに進むことがあるのかどうか、1人でいつづけるのかどうか、明確に表さなかったところが好ましかったです。「もうラブソングは歌えない」という公演全体のタイトル、最初に見た時は「なんだよ、歌っとけばいいじゃん」と思ったものですが、今の私のこの年代でこの舞台を見たあとならば「ああ、確かにね…」と思うところが多かったようにかんじます。ラブソングのような単純化されて情熱的な恋愛(やその先にある結婚)で人生の問題の全てがハピリーエバーアフターな感じで一刀両断に解決できるなんて考え方にはさすがにもうなれない。人生の問題や寂しさには結局のところ1人で向かい合って行かなくてはいけない。人生と折り合いをつけながら、歩きたくない日だって愚直に歩み続けなくてはならないというのは、恋人や配偶者、家族の有る無しには本質的には関係ないこと。「男は(女だって!)40を過ぎると習慣と結婚する」、このあとの推定何十年かの人生、だいたい最近のこの毎日の雰囲気の延長で、消化試合みたいにやっていくんだろうなと思う。私なんかだと、家事をして、仕事をして、子供の宿題のマル付けをして(これは数年で終わりそうだけど)眠る毎日。自分の人生だいたい見えてきたことに恐怖に似た気持ちを覚える日もあって、ミドルエイジクライシスという言葉が人ごとではないなと感じる時もある。人は多かれ少なかれ、寂しいしつらい。人生にも他人にもそんなに期待しているわけではないけれど、絶望しているというわけでもない。誰かと一緒にテーブルを囲んでおしゃべりをしたいと思うこと、自分の心をちょっと浮き立たせてくれるような趣味を楽しむこと…自分にはそんなことを願う気持ちがあるんだということに気づいてそれを認めることの大事さを忘れないようにしなくてはと思いました。カップルになることだけが100点の解答ではない、それを否定するわけではないけれど。それよりも、まずはひとりであることを受け入れているふたりの姿が私は好きでした。


ひたすら人生に疲れた中年主婦の感想文、無駄に長くなりましたが、ここで終了。観劇できて本当に良かった。あとはクラスター発生しないことを神に祈るのみ…!!!


あと、思うんだけど、まりこさんの曲の名前を「A列車で行こう」だって説明しなかったクラリネットクラスの先生、それはだめじゃない?

 

 

佐々木酒造さまの聚楽第セット

またお酒日記を書きます。先日、佐々木酒造さまにて久しぶりのお酒購入!「京の酒」って書かれたダンボールがお家に届く瞬間、癒されるよね…。


今回はこんなセットを買いました。

jurakudai.shop-pro.jp

 

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純米吟醸とリミテッド・エディションの聚楽第と前から試してみたかった「白い銀明水」のセット!あまりにも私向きのセット商品で、最初見た時、「おお〜!」って声出たわ。まず何がいいってお酒が両方とも300ミリリットルの瓶なこと。ちょうどいい!すごくちょうどいいよ〜!このサイズって、日本酒あまりがち問題を気にせず、自分のペースで楽しむのにちょうどいいと感じます。4合瓶だと、最後ちょっと急かされるような気分になってくるので…。だけど、今回、久しぶりの聚楽第が嬉しすぎて、あまりがち問題一切関係なく、瞬殺してしまいました。

そうです、そして、お酒のラインナップも良い。私の永遠のスタンダード、純米吟醸聚楽第。最初に愛をもっていただいた日本酒がこれだったものだから、ひよこが卵から出てきた時に最初に見たものを親だと思うという話のごとく、私の中では「これが日本酒」な純米吟醸聚楽第。そして、前にいただいた時、めちゃくちゃおいしくて、ひたすらおいしかったリミテッド・エディション。

yunagaya.hatenablog.com


また飲みたいけど、4合瓶はちょっとお高いリミテッド・エディション、小さなサイズで買える〜!晃社長に感謝…!

そして気になっていたけどいきなり箱買いはできなかった「白い銀明水」。(そういえば最近は通販でも3本から買えるようになったみたいです。)こちらはもったいなくてまだ冷蔵庫で冷やしてる…。楽しみ!


あと、おちょこかわいい〜!なんかもっとぽってりした感じかと勝手に思い込んでたので、想像していたより薄手で口当たりもいい感じで、すごく気にいってます。ノベルティとしてオタク神棚に飾るのではなく本当に使ってます!

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みんなそれぞれのご自宅にオタク神棚ってあるよね?推し関連のグッズを飾ってすごく尊い雰囲気にした一画がお部屋の中とか本棚のどこかにあるよね?私ももちろんあるわけですが、佐々木酒造さまのコースターとか、聚楽第石鹸とか、推しのご幼少のみぎり(もう少し大きいわね)にお通いあそばされた学び舎のある東寺様にて購入いたしました十二支みくじ(もちろん申)とか、オタクをときめかす物品がいろいろと飾ってあります。ふふふ。