湯長谷の日記

佐々木蔵之介さんを推しています。蔵之介さんがかわいいとだけ書いてあるブログです。

(ノンアル)甘酒を醸しました

一度やってみたいと思っていた実験に着手しました。
米麹で甘酒を醸すというもの!スーパーで見かける「みやここうじ」というのを使ってみました。


作り方はパッケージの裏面を見て…
お米1合をおかゆにする
そこに麹を入れて炊飯器でうまいこと1日保温して発酵させる

というものです。

Twitterでフォローしているある酒蔵さんがけっこうこまめにお酒づくり中の様子をアップしてくださっていて、それを見てじわじわと「面白そう…!」となってきていました。私にとって、発酵って「ほんとにできるのかな…?」ていう不安感が面白いです。もちろん、プロの方はそんな「ほんとに発酵するのかな〜?」みたいな悠長なことは思ってないと思うのですが!


パンもホームベーカリーにまかせると特に不安はないのですが、変わったレシピに沿って手動で作ってみる時にこの不安感に苛まれるのが醍醐味です。


しかしまあ、温度計も持っていないのに適当にやってみました!
炊飯器の保温の温度が麹菌に適切な温度より高いらしく、じゃあ、オンにしたりオフにしたりすればいい感じになるかな?とかいう、雑な管理。表面に手をかざして「お風呂くらいの温度かな、もう少し温めようかな」みたいな雑さで、基準が「お風呂くらいか否か」というクライテリアのみ。


最初、おかゆに米麹をいれた段階ですごくもったりしていていきなり不安になり、ぬるま湯を投入するという雑さ。
あんまりかき混ぜると菌のご機嫌が悪くなったりしないかなと思いながら、ことあるごとに炊飯器を除いてかき混ぜてしまう。


朝から作り始めて、昼過ぎにはなんとなくおかゆの粒がどろどろになってる…?もともとの乾燥米麹の粒らしきものはまだシャキシャキ残ってるんだよね…という感じです。
夕方にはこの状態!


f:id:yunagaya:20210131091317j:plain

まだ粒っぽさあるので、もう一息、と思って1時間くらい放置してたら、細かい泡がいっぱい出てきて、明らかに発酵しすぎたのでは?という状態!

 

f:id:yunagaya:20210131091340j:plain

飲んでみると…濃厚〜!南国のフルーツジュースといわれても違和感なし。ゴーギャンの絵が微笑んでる…。
濃いまま飲んでもよし、お湯割りしてもよし、でした!本当に発酵するんだな〜と感慨深かったです。


在宅仕事の合間に甘酒のお世話をしていたのですが、「ひとりのふたり」でまりこさん(確かそうだったはず)が緊急事態宣言中の在宅勤務のかたわらパン作りにはまっていたのを思い出します。家にずっといる時間が長いと発酵の観察いいね!


私も来世あたりでは、農学部醸造関係の学科に入って、劇団の練習で忙しくてなかなか実験にこない同じ学科の色白で背が高いイケメンのかわりにそっとデータを取って渡してあげるポジションになりたいと思います!(また気が狂い始めた)