麒麟がくる 第21回 決戦！桶狭間
休止になる前、最後の麒麟だよ！
なんといっても桶狭間の戦いなので、とてもよいところで幕間だったってことで、おおらかな気持ちで再開を待とうと思います。
戦いにのぞむ前の信長様が他の女性が生んだ息子を帰蝶様に託すシーン、こういう時って、身分の高い男性は、謝ったりばつが悪そうな顔したりするのかなあって思ったりもするのですが、これまで何週にもわたってこの二人の共闘関係のような、はたまた孤独な二人が支えあって生きていくような、なんとも気持ちにささる関係性を見てきたので、信長様におかれましてはあのくらいキョドっていただかないと視聴者（ていうか私）がだまっちゃいないよ、みたいなところもあるので、とてもよいと思います。
そして、桶狭間の戦いに勝利をおさめた信長様、誰かがほめてくれるかなみたいな、また承認欲求こじらせて…みたいな会話の流れで、帰蝶様について「あれは母親じゃ」といっていい笑顔を見せてくれるシーン！も～！なんだなんだ、逆襲のシャアか？偉大な男性はみんなマザコンという、文芸上の永遠のテーマをここでぶちこんできたか？？
そして！！佐々木蔵之介オタクとしては！ついに！来た！！！
もう、麒麟来なくてもいいよ、藤吉郎秀吉が来てくれれば十分。はい、天下あげちゃう～！
次回予告でちらっとうつっただけなんだけど、もう十分に視聴者（＆ファン）をざわめかせてくれるよね…。表情やばい。絶妙過ぎない？あの純情可憐な藤吉郎ちゃんがだいぶすれっからしちゃったなという一抹の寂しさはあるのですが、越年もきまった『麒麟がくる』、後半はぜんぶ秀吉様がいただきです！！
