湯長谷の日記

佐々木蔵之介さんを推しています。蔵之介さんがかわいいとだけ書いてあるブログです。

映画『県庁の星』の感想

『リチャード三世』で受けた傷も少しずつ癒えてきたので、また、蔵之介さんの出演作を辿っていく旅の再開です。

『県庁の星』、2006年公開の映画~!14年も前!
主演は県庁期待の星の織田裕二さんと、彼が民間との人事交流で派遣された先のスーパーで働く柴咲コウさん。蔵之介さんは、織田さん演じる野村の同期職員。出番はそんなに多くないけど、お育ちがよろしくて、ほどよいやる気とほどよい力の抜き具合で地方公務員として絶妙にいい感じに出世していけそうな役柄。ナイーブなキャラクターというわけでは全然、まったくないんだけど、映画の最後に大人の世界の闇に驚かされるような場面もあったりします。とにかく若くて、蔵之介さんが出てくると「若いよ!かわいい!!」って声をかけちゃうよね!

作品自体ももちろん面白かったです。一生懸命働くっていいよね!
物語後半というか、ターニングポイントになるあたり、野村が自分が外されたプロジェクトの建設予定地で倒れているあたり前後、ちょっとファンタジックっていうかロマンチックすぎるんじゃないかとも思って、私はこの先、この映画を見続けられるかなと一瞬危ぶみましたが、織田さんが出るとやっぱりすべてが熱血みたいになるし、これがいい感じなのだろうなと思いながら楽しみました。実際、スーパーがいろんな試練を乗り越えていく様を見てたら、最後ほろりとしちゃったよ!

最後、織田さんの野村と柴咲さんの二宮さんのこれからを示唆する感じで終わるわけですが、力をあわせて大きな仕事を成し遂げた男女の登場人物が最後あんな感じで終わるっていうのは、当時としては定石だったなあと懐かしく思う気持ちもします。14年たった今では、たぶんだけど、終わり方にもう少しバリエーションが出てきたんじゃない?そんな牧歌的な気持ちにもなりました。

 

eiga.com