映画『守護天使』を見た感想
最初は「うーん、当時の邦画っぽさあるねえ…2009年公開…なるほどねえ…」と思いながら見ていたのですが、最後は「なんだこれ!掘り出し物に当たりましたわ!」という気持ちでした。掘り出し物感は、9割は蔵之介さんに由来するのですが、残りのところも他のキャスティングの良さからくるものです。
内容は、通勤途中で出会った女子高生に恋をするさえないサラリーマンの物語、命の危険に晒されているその女の子を一生懸命守ろうとする…というものなのですが、主役がカンニングの竹山さん、蔵之介さんはその友達のチンピラの役です。
まずねえ…この蔵之介さんの役が最高すぎるんだわ…。とにかくスタイルいいからね!暗めの色あいでぴっちり目のお召し物でチンピラ感だしているんだけど、それがスタイルのよさを引き立てちゃって、もうなんというか、いかんかったね。実にいかんかった。お上品ではないセリフもかなり混ざってくるのに終始「はぁ…美麗…」といううっとり目線で見てしまうのはもうしょうがない、もてるものの宿命です。
『破門』もしかりだけど、蔵之介さん、ヤクザものの役がほんとにはまるわ…。上背もあるし、スタイルかっこいいし。目が大きいから、あの目をかっと見開いて睨まれると、ウフフってなっちゃう、間違えた、すごみがある。
周りのキャストも良すぎなんだけど、まず、大杉漣さんと吉田鋼太郎さんが出てるから、これはどこのイケオジパラダイスかなっていう感じです。ちなみに吉田さんのwikipedia を見たら、wikipedia に書かれている分の過去の出演作の中では、『守護天使』が1番古い映画の作品だった!なぜだか誇らしい気持ち!意味がわからんけど!
大杉漣さんとの共演も嬉しくて、この後に『抜け穴の会議室 -Room No.002-』ということかな…?と思うと、はよDVD買わねば!ってなります。
『守護天使』から離れるけど、こんな過去インタビュー見つけたわけですが…
http://t.pia.jp/interview/stage/nukeana.jsp
「親子役」っていうのは『船を降りたら彼女の島』のことかな…。蔵之介さんのかなり最初の頃の作品だし、見てみたい!
あと、この記事も良い。
https://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201012200006
次のオタク出費は過去の舞台のDVDかな…。
全然、『守護天使』の話じゃなくなっちゃった!
あと、特筆すべきキャスティングとしては柄本佑さん!なかなか重要な役で出てきて蔵之介さんと対峙するんだけど、『知らなくていいコト』を見た後だとめちゃくちゃ感慨深い。これが後世の2大イケメンか…と思うとほほえましい。柄本くんがまだイケメン枠じゃなくて個性派キワモノ枠だったころのお話です。