湯長谷の日記

佐々木蔵之介さんを推しています。蔵之介さんがかわいいとだけ書いてあるブログです。

映画『3月のライオン 前編』の感想

結構前に手を付けていたのですが、前編・後編終わってから書こうかと思ったいたら間があいてしまったので、先に前編のことだけ記録をつけておきます。

羽海野チカさんの『3月のライオン』を原作とした映画。高校生棋士・桐山零と彼を取り巻く人たちのドラマです。原作は名前だけ知っていたけれど、全然読んだことなく、もっとさわやか青春将棋成長物語なのかと思っていたら、けっこう人間関係のバックグラウンドとかが重めで「へぇ…こんな感じだったんだ…」と驚きました。これはちょっと原作にも手を付けていきたいなと感じています。

「なかなか面白いんじゃないかな…」と思いながら見ていたら、誰かさんがふすま開けてコンビニの袋ガサガサ言わせて入ってくるじゃないですか!島田さんのことです!!!ちょっと待って、不意打ちやめて!しかも、入ってきて0.2秒で「私、このキャラクターめちゃくちゃ好き!!!!!」って思わされたんだけど、どういう魔法?髪型?歩き方?背中の雰囲気?蔵之介さん、天才じゃない???

「勝つ将棋」というより「負けない将棋」か…。私もそうありたい…。

島田さんについてネットをいろいろ見ていたら、そもそも羽海野先生は、蔵之介さんの頭蓋骨(?)とかの骨格をモデルとして島田さんの造形を考えたとのことで、私も素人なりに「わかる…蔵之介さんの頭部の骨格ね…わかる…惹かれるよね…」って思いましたもん。骨の形にひかれるとか、言葉にすると変な人っぽいけど、『ぼく駐』の時の感想にも書いたけど、私は蔵之介さんの声がどんな風に身体に響いているのかすごく興味があって(だめだ、文字にすればするほど気持ち悪い人だ)、許されるのであれば、蔵之介さんが発声するときに胸板とか背中とかを手で挟んで「うわー、響いてますね、声出てますね!」とか言いたいし、口を閉じたり開いたりしてもらいながら、後ろに立って頬骨から顎のあたりを手で覆って「かなり開きますね~!」とかやりたいもん。許されるわけないでしょ、考えるだに犯罪行為です、お巡りさん、こっちです。

でもほんとに、雑誌とかネットにめちゃくちゃかっこいい蔵之介さんの写真がたくさん氾濫していて、それを見るたびに「はぁ…男前…」とは思うのですが、つらつら思うに、私は作品の中で動いている蔵之介さんのほうが好きだなと思ったりします。どうやって声をだして、どうやって体を動かしているのか、みたいな、俳優の身体性というか、3次元の中でどう存在するかみたいな様(さま)が好きです。

 

2017年公開。2020年3月初見。

eiga.com

 

 #佐々木蔵之介