湯長谷の日記

佐々木蔵之介さんを推しています。蔵之介さんがかわいいとだけ書いてあるブログです。

映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』の感想

 
 また、たまらなく愛しい作品に出会ってしまいました…。ヤクザの蔵之介さんと建設コンサルタント(グレーゾーン)の関ジャニ横山君が、だまし取られたお金をおいかけてがんばる話。


何が好きかって、蔵之介さんのヤクザな関西弁です。たぶん私の中で、1人の人間の中で言葉が切り替わるのがものすごく好きらしくて、『イングロリアス・バスターズ』でクリストフ・ヴァルツがいろんな言語を華麗にスイッチするところがすごくツボでめちゃくちゃテンションあがるんです。蔵之介さんの、インタビューとかで話す、ちょっとマイルドな、京都風ていうのかわからないのですが、そんなイントネーションも大好きですし、『嘘八百』でも聞ける関西弁も大好きですが、この映画で話される踊るようなヤクザ関西弁は本当に華麗。華麗っていったらおかしいかもしれないけれど、私にとってはまるで音楽みたい。いつまでも聞いていられる。この映画も最近、家事するときのラジオドラマになってます。

映画の冒頭では、北川景子さんの関西弁って大丈夫なのか、とか思ってたのですが、後から調べたら神戸出身なのですね!ネイティブスピーカーなのか!でも、この映画関連のインタビューで、方言指導の先生についたって書いてあったところがありました。神戸の土地柄とか、育ったお家の環境とかで、もともとそこまでイントネーションがきつくないお育ちなのかなと思いましたがどうなのでしょう。しかも、北川さん、『間宮兄弟』が映画デビュー作って書いてありました。そもそも間宮兄弟の内容をほぼ覚えていないけど、どんな役だったのかな…。ご縁があるのね。

あー!キャセイにのって香港いきたいわ!!とか、相変わらず蔵之介さんの歌唱シーンはかわいいなあ…とか、癒されポイントがたくさん。

それと、木下ほうかさん、ますます好きになりましたわ…。ほうかさん、ドラマ版の方は小清水さんなのでしょうか。それもすごく見てみたい!木下さんの小清水役もめちゃくちゃいけると思う。
ほうかさんのことは、何年か前にWOWOWでやってた『煙霞』っていうドラマで初めて見たのですが、これもオール関西で大阪を舞台に作ったドラマでした。『嘘八百』もよかったし、また、蔵之介さんもほうかさんも出る関西弁の作品が見たい…。

あと、桑原さんの「わしのこときらいになったんか!」みたいなセリフが数回でるじゃないですか。あまりに突拍子もないくらいストレートなセリフだなあと思ってしまって、あれは、原作でもあんな感じなのでしょうか。それは冗談でいっているのか、それとも、桑原さんの普段は見せないパーソナリティの発露ということなのか、自分の中でまだ消化できていないくらいなんだか心が動くセリフなんですが、どうしましょう。ちなみにですが、聞かれなくても答えますが、私は桑原さんも好きだし、蔵之介さんも好きです。

 

2017年公開。2020年3月初見。