動く森
もう永遠に目にすることのできないあのマクベスのことを思うと心が千々に乱れる私ですが、フォトブック『動く森』は定期的に嗜んでおります。
この本を眺めると、なんだか可愛らしくてニヤニヤしてしまうんですが…!暗め、影多めに仕上げた写真がけっこう多くて、イケメン度を限界まで上げていこうという作り手側のお気持ちは伝わるのですが、なぜか、「うふっ…かわいい…」という感想が上回る不思議さ。パーマっけを出した髪とか、愛しすぎません?
なんだかこれを自分の本棚に並べて家族に見つかるのが恥ずかしいらしく、買った時に入っていたクラフトの袋にいれっぱなしにして、さりげなく仕事のファイル類の中にはさんでおります。仕事で時間を待ち合わせして電話をかける時があるけど、そのタイミング待ちの数分間、手持ち無沙汰な時とかにこれを愛でるのが自分の中のお約束。幸せなひと時。
でも、ほんと、これを見ると、蔵之介さんかわいいっていうのの他に、旅行に行きたくてたまらなくなる。あー、もうやっぱ、私も蔵之介さんの旅行カバンとして転生するしかないわ。私もスコットランドを目指そうかな。森は動くかな。Paddock calls...
あと、巻末にのってる市川猿之助さんとの対談、すごくいい。それについてはまた今度。