湯長谷の日記

佐々木蔵之介さんを推しています。蔵之介さんがかわいいとだけ書いてあるブログです。

スペシャルドラマ『アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~』を見た感想

吉田茂の物語。
原作は娘・麻生和子の『父・吉田茂』。

テレビ東京開局55周年記念スペシャルドラマと名前がついているので、重厚な歴史ものかと思いきや(もちろんきちんと歴史ものなのですが)俳優萌えの花火がそこかしこで打ちあがっていて、実にけしからん出来栄えでした。

蔵之介さんは、池田勇人の役。最初の登場シーン、お酒の場で相撲をとるあたりから、「はい!腕!腕まくりした袖から見える腕!」と、目頭を押さえる私。要所要所で「これは、佐々木蔵之介ファンをなぎ倒しに来たな…!」と確信できるショットが盛りだくさん。タンクトップではなく、ランニングシャツと呼ぶのにふさわしいあの肌着姿、地上波で流していいのでしょうか。あまりに扇情的すぎるでしょ…。そもそも、ファン歴が短いので、まだ全然出演作を見ておらず、露出度多めのシーンを見たのが初めてだったのですが、首と肩のあたりが見えた時、あまりにきれいすぎてびっくりしました。あの年齢で、普段あれだけ立ち姿がきれいでスーツの着こなしも美しいんだから、鍛えているのは当然と言えば当然なのですが、うっとりしてしまいました…。それにしても、好きな俳優の初めて見た露出度高めシーンが、政治家役のおっさんランニング姿っていうのがどうかと思うわ。

池田勇人メガネもとてもよかったです。むしろ私もああいうの探してかけたい。あと、歌を熱唱するところとか、宮澤喜一との仲良しっぷりとか、尊すぎて直視するに堪えなかった…。

そういう、蔵之介さん目当ての楽しみ方ばかりしていたけど、他のキャストもみんな魅力的で、作品としてもドラマティックな時代だから興味深くて、また見返したいです。吉田茂界隈なんて山のように本が出そろってると思うし、あの時代をおさらいしながら、ドラマも見返してうっとりしたいです。

あと、こりんも白洲次郎も美しすぎるのですが、生田斗真さんファンの皆さんは生きてるんでしょうか。全員絶命じゃない?なんかもうすごく俳優っぽかった、て、キャストみんな俳優なのですが。なんていうか、ハンフリー・ボガートとか、そういう意味においての「まるで俳優みたい」な感じ!宝だわ…。

アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~』日本テレビ、2020年2月。

 

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