湯長谷の日記

佐々木蔵之介さんを推しています。蔵之介さんがかわいいとだけ書いてあるブログです。

玉川酒造さま「イットキー」

これは年の瀬に飲んだお酒なんですけど、本当に珍しい不思議な日本酒体験をしました。

www.yukikura.com

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前から近所のスーパーで見かけていて、なんとなくデザインがかわいいというか、女子力高めだなぁと思っていて、いつか飲んでみたいと思っていたので、冬のハイカライベントであるところのクリスマスの時に飲むことにいたしました。


まず最初に開けて香りをかいだとき、もうすごく甘いんです。ここから「変わったお酒だなぁー」って言う印象です。悪口じゃないんですけれどもセ〇ダインの匂いにちょっと似ていました。そのぐらいの甘さなんです。


そしていざ飲んでみると、本当に甘くてリンゴジュース。もともと度数が少ないとは認識していたのですが、飲み口がほんとにジュースでびっくりしました。同じお米を発酵させたお酒なのに、こんなにも違うんだという感じです。


好きな人は好きだと思うし、外国の方にこれがジャパニーズSAKEであるところのライスワインだよって言って飲んでいただいたら、きっとびっくりして興味を持ってもらえると思うんです。好みはそれぞれ、私にとってはちょっと珍しくてびっくりした、そんなお酒でした。


後から考えたんですけれども、これ私常温で飲んだんですが、それが甘さを過剰に引き出してしまった原因かなとも思っています。注意書きには「冷やすか、もしくは燗で」ってわざわざ書かれているので、そのインストラクションに沿って飲めばよかったなぁと反省しました。後から冷やして飲み直したら、確かに甘さも控えめになって、よりよい感じになったことを付け加えておきます!これを読まれた方でもしご興味があればどうぞ!

 

 

映画『嘘八百 京町ロワイヤル』の感想

やっと見れました、『嘘八百京町ロワイヤル』。最高でした!映画ってこうですよね!こういう映画を見たいんです、見終わって、あー面白かった、楽しかったっていう気持ちになれるもの。


野田佐輔個展で8000円の作品を自ら値切り(?)800円って言い出したのは、やっぱりあれ嘘八百にかかっているのでしょうか。


広末涼子さんの役が美しくて、そのポジションがおいしすぎて、前世ってどんな徳を積んだらこんな風になれるのかなと真剣に羨みました。よすぎませんか???広末さんと私、同じ人類なんですよ。どこでどうこんなに差がついた。多分、解析したら、人間とチンパンジーの遺伝子の差より、広末さんと私の遺伝子の差の方が大きいと思います。広末さんを見る男2人の惚けた顔がすごく良くて最高です。


あと、友近さんの演じる奥さんの役もよすぎます。どっちのポジションでいきたいかと聞かれたら(誰も聞いていませんが)やっぱり奥さんかな。めちゃくちゃ仲良し夫婦ですやん、このこの〜!


今回も、真剣になった男の表情がイケメンすぎて本当によかったです。ありがたや、ありがたや…。


最後、気になったのが、志野さんと息子さんが高飛びするのに乗ったのはクルーズ船だと思うんですけれども、あれ大丈夫なんですか。また返ってきますよ?She’ll be backっていう伏線じゃなかろうね??

ミヤコが京都にやって来た!第1回

やばくないですか?!?!この番組、やばくないですか?やばいですよね!


楽しみにしていた「ミヤコが京都にやって来た!」ついに見ました。冒頭からいきなりお色気シーンですよ。由美かおるさん枠?ごめん、最近お風呂シーンを表現するのに、由美かおるさん枠とか言わない?52歳の入浴シーンを見て気恥ずかしくなってクッションに顔からダイブする恋する乙女(中年)です。見苦しくて本当に申し訳ございません。そんなにバキバキじゃなくて、程良く柔らかそうなのがまた可愛くて赤面です。私も銭湯行って脱衣所で倒れて介抱されたいなと思いました。


なんていうかもうとにかく尊すぎるというか、蔵之介さんファンのための30分ですよね。贅沢。佐々木蔵之介×京都。最強じゃないですか。ほんとに風景が美しくて、カメラも固定させて取るんじゃなくて、後ろの風景をきれいになめらかに映し込んでくれる感じがすごく良くて、これが噂の京都を知り尽くした映画スタッフの手腕かと思いました。


蔵之介さんのいい感じの間のある演技も愛しくてしょうがないです。とにかく、良さしかなかった。来週が楽しみです。


tvkで見られるかなと心配していた、藤野涼子ちゃんのスピンオフの京都紹介のVTRもちゃんと30分の枠に入っていてよかったです。

「聚楽第 あらばしり」を飲みました

お正月のおいしいお酒第一弾は佐々木酒造様の「聚楽第あらばしり」です。大晦日聚楽第リミテッドエディションをいただいたので聚楽第で行く年来る年です。ちなみに、これまで飲んだことのある聚楽第っていうのはみんなアルコール度数を下げたものじゃなかったかな〜と思っています。夏ぐらいから始めた季節限定の原酒を楽しもうキャンペーンは、みんな西陣とか古都の系統だったような気がするんですけれども、気のせいだったかな、どうかな、あとで確認しよう。とにかく、濃いめの聚楽第、今回が初めてのはず。

聚楽第はアルコール度数が高くて力強くても、顔が綺麗というか、上品で、すごく素敵な印象のあるお味でした。

 

今回不思議に思ったのは、こちらのお酒、アルコールを添加したものになっていて、いつもの聚楽第みたいに純米系ではないというところです。この「アルコール添加する・しない」っていうのはどういう意味というか、効果みたいなものがあるんでしょう。私もいろいろ飲み比べて、自分なりに理解していきたいなと思っています。多分、私がこれまで選ぶことの多かったお酒は純米系が多かったんじゃないかなと思うんですけれども、最初のころに平安四神のブルーをいただいた時、純米系じゃなくてアルコール添加してると、なんだか爽やかというか、おしゃれな感じ(??)になるなと思った記憶があります。でもそれは、純米かそうじゃないかを「比べてどうこう」という話ではなくて、平安四神のブルーがもともとそういう雰囲気だったのかも。それからほとんど純米系じゃないほうを飲んだ経験がないので違いがよくわからないんですけれども、純米であるないの違いはとても興味深い点でございます。

 

麒麟がくる 第三十九回「本願寺を叩け」

織田家がほんとにブラック企業化していて、見ていて泣けました…。

今回は明智家の環境が大激変な回でした。働き盛りの年齢っていうのはだんだん自分や自分と同世代の人間の体調に変化があるから、体調管理もしっかりしていかなくてはいけないなというのが中年の感想です。この頃、明智十兵衛光秀様、何歳位なのかな?この夫婦の仲の良さが今回の大河の萌えポイントだったので、煕子様が亡くなったのは相当な悲しみです。

信長様がたまちゃんを可愛いと思っているのは吉と出るの?凶と出るの?なんなのあのフリは?

うちの推しにおかれましても、順調にご出世なさり秀吉様となられ、祝着至極に存じます!いろんなところで存在感出しつつ、うまいこと身を守っていていい感じですね!

1/10 全力投球!!妹尾和夫です。 サンデー ゲスト:佐々木蔵之介さん

ラジオでのミヤコ番宣ラッシュです。

  • 番組内で蔵様と呼ばれる
  • 妹尾さんの京都のほうの番組で弟さんもラジオにたくさんご出演
  • 無精髭が生えてるのだけど、これは秀吉のヒゲの下地なのだそう。(つるっとしてるとダメなんだ!面白い!)
  • 「静の芝居」がお気に入りの妹尾さん。演技を妹尾さんにベタ褒めされ、いいお正月だと喜ぶ蔵之介さん。
  • ミヤコ、深夜なのに朝ドラみたいなテイスト
  • 家に帰ってきたら、近所だから二条城に行く(尊い
  • 今回の撮影の間はホテル&実家ステイ(尊い
  • 京都滞在、おいしいものを食べる時間がなかった
  • 朝食のシーンがとっても長回しらしい
  • 京都の人は朝パンを食べる(ほんとにそうなの?京都のパンと牛肉の消費量が全国的に見ても高いって聞いたことはあるけど。)
  • カメラ意識して芝居をキメられる蔵之介さん
  • 「自分、こんな色だっていうの持ってないんです」

今回、自分の中で軽く衝撃があったコメントがこちら。 

自分の町で、自分のネイティブの京都の言葉をそのまま使えるっていうこと。その間合いとかニュアンスとかをごそっと使える。標準語とか翻訳劇になると、いっぺん考えてこういこうってなるんですけど、やっぱりネイティブってスコーンスコーンって入るところがあって、そういう面白さってあります。

標準語のお芝居と翻訳劇が同じ扱い???

自分の中で母語とか外国語とか、標準語&方言の関係とか、1人の人間の中でいろんな種類の言葉がどういうふうに共存しているのか、みたいなところに興味があったりするので、こういう感覚を聞くと面白いなと思うのと同時に、蔵之介さんにとってやっぱり京都や関西がホームなんだなあと、謎の寂しさを感じたりします、若干ね、少しだよ!

 

 

 

 

 

映画『ひとよ』感想

ついにですけどねぇ…見ました、『ひとよ』。大体全部泣いていました。わけのわからん嗚咽をもらしっぱなしでした。家で1人で見てたからね、かまわないわ。田中裕子さんの存在感がもうほんと半端なかったです…。

『WE ARE LITTLE ZOMBIES』の時も思ったんですが、親と子の確執みたいなのがテーマになっている作品を見ると、今や完全に親側目線で見ているという事実に、自分自身のことながらまずびっくりしたりします。20代とかの若い頃に映画を見ていて、仮にこういったテーマのものを見ていたとすると、おそらく今よりももう少し全体的に俯瞰して見ていたんじゃないかなと思うのですが、その先、子供を授かって怒涛の子育て時代が始まり、なんていうか1日25時間くらい子育てに自分の時間もとい全てのリソースをつぎ込んだ生活を何年も続けていると、まずその間の記憶が完全に欠落するので、20代の私の続きが、この「人の親」になり、めっきりおばさん化した今の私という、不連続の連続みたいな状態になっているため、この自己認識の歪みみたいのが出てきてしまいます。長々と書いていますが、つまり、自分でも気づかないうちにめちゃくちゃ年取ってるわ!ということを言いたいだけです。

登場人物それぞれの思うところやら人生やらがあって、どの行動が、どの選択が正しかったのか、悪かったのか、それについてあれこれ言うことは、全部無意味な「後付け」になってしまうみたいなことなのだと思います。夫を殺したのが「度胸」だったのかなんだったのかもよくわからない、母親が聖母であったのか誰にも決められない、あの事件が子供を開放したのかもよくわからないけど、過去の出来事に意味を探しても何にもならなくて、できるのはここから先また1日1日を積み重ねていくこと…というところでしょうか。

お母さんが万引きするところとか、あまりの雑さというか衝動的というか、「そんなめちゃくちゃなことする?」と思ってなんだかおかしい気持ちになるのですが、冒頭の夫を殺害するところだって、雑で衝動的な解決方法だったのかもしれないなあと思います。

堂下さんもなかなかよかったです。息子さんと待ち合わせをして焼き鳥を食べながら待っている雰囲気、息子さんに会ったときの嬉しそうな顔とか、私はすごくやたらと泣いていました。息子さんに後部座席から怒鳴られるところとか、いやすぎる…。あー、私もいつかこんな目にあうんじゃないかな、と今から暗澹たる気持ち…。

「失敗した親達」の逃避行と、カーチェイスと、タクシー大破と、殴り合いと飛び蹴りの後、お互いが気持ちを吐露するところ、あのテンションの後にこのちょっと説明っぽいセリフ??ちょっと語りすぎでは??みたいな違和感は若干あったんですけれども全体的にいい幕引きだったと思います。

映画前半で、園子ちゃんが「堂下さんいいかも」みたいなことを言うとき、この人のだメンズアンテナも相当だな!と思いました。これも、悲しくもおかしい、三つ子の魂百まで感??

とにかく、久しぶりにこういう感じの映画をちゃんと時間とって見られてよかったです。ていうか、田中裕子さん!もうほんと、まいったなぁ。

 

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