湯長谷の日記

佐々木蔵之介さんを推しています。蔵之介さんがかわいいとだけ書いてあるブログです。

『もうラブソングは歌えない』を録画して…

先日CSで念願の『もうラブソングは歌えない』の全作品をテレビ放映していたんです。去年の夏に舞台を観た後、いつか絶対に何らかの形で手元におきたいと願っていました。テレビ放映すごく嬉しいなと思って、頑張ってCS見られるように申し込んで、準備万端でその日を待ちました。ちなみに、準備万端と言いながら、放送日を忘れていて、最初の2作品は録画し損ねました。それはさておき、3月に放送される『カラマツのように君を愛す』以外は今のところ全部録れたなと思ってニコニコしていたんですけれども、いざ見ようと思うと不思議な現象が起こりました。それは、開始3秒で停止してしまったのです。録画失敗したっていう意味じゃないからね。停止ボタンを押してしまったのです!「見れない!」って思いました。


最初は『ひとりのふたり』勝村さん・木村さんバージョンを見ていたんです。蔵之介さんと小池さん版との違いが気になるというか、どんな雰囲気かなと思ったのでまずそれを選んだのですが、自分でも驚いたことに、3秒でもう見続けることができないなと思ってしまいました。それは勝村さん・木村さんバージョンを非難してるという意味では全くないです。だって出だししか見てないし。どうやら、あの夏の最高の思い出を少しでも上書きしそうなものは、自分の中で受け付けられないんだということらしいのです。


あの劇場で夢中になって過ごした時間、自分が座っている椅子から見上げた舞台の角度、そのアングルで残っている思い出が、私にとってのあの公演の全てであって、他の人(カメラ?)の目から見た、他のアングルのものはいらないんだと自覚しました。だから蔵之介さんバージョンも見返す事はできないな…と思いました。せっかくCS申し込んで頑張って録画したのに。同じ理由で『Re:』も見返せません。あの公演の前日からずっと落ち着かなくて、楽しみで、浮き足立ちながら電車に乗って、劇場について、自分の席を見てびっくりして、『Re:』を見て、よかったな〜と思って、そして蔵之介さんの『ひとりのふたり』を見て最高だなと思って、そして家に帰ってきた、その一連の流れが全部私にとって最高のあの日の思い出なので、『Re:』も見返す自信がありません。なんてこっただけど、自分にとってあの日の思い出がそれだけ大事だったんだということを再確認できたことはなぜか幸せです。せっかくだったので『大山夫妻のこと』は楽しんでみようかなと思います。あと3月の『カラマツのように君を愛す』も楽しみです。我らが駒ちゃんの門脇麦さんが出ているので!


今日の日記の趣旨は、自分がこの『もうラブソングは歌えない』の思い出を大事にとっておきたい、ということであって、テレビ観劇を否定しているわけでは全然ないから!そういう話してないから!ていうか、推しのこれまでの舞台、どんどん出してほしいし、なんだったら、私にとっての蔵之介マクベスと蔵之介リチャードの全てはテレビ画面から与えられたものだから!!!そのあたりの私の暑苦しい独り言読みたい?このブログのどこかにあるよ、読んでね!あら、読みたくないって…?ごめんなさいね。


とにかく、今年も舞台があるというようなお話はうっすら出ているので、今から楽しみにしています。絶対に上書きしたくないような、特別な宝物のような思い出を、また1つ作りたいなと思っています。