またいつの日か。佐渡島他吉の生涯。
4月8日のお昼ごろ、来る5・6月に予定されていたPARCO劇場での『佐渡島他吉の生涯』の公演が中止になったことを知りました。私自身にとっては、このお知らせを聞くための気持ちの準備がもうある程度できていたということが不幸中の幸いかもしれません。
蔵之介さん、そして、蔵之介さんと一緒に公演を作り上げるために一生懸命働いてきた皆様のお気持ちは、私なんかにはとても想像の及ぶものではないと思います。どうかこの想定外の休憩時間を心穏やかに過ごされますようにと祈るばかりです。
他吉を演じる蔵之介を見ることはかなわなかったけど、私はこの数か月、蔵之介さんのおかげでもう十分なほど幸せに過ごすことができました。普段の生活に倦むことがあっても、5月には舞台に立つ蔵之介さんに会えるんだと思うだけで、気持ちの窓が開いて青い空が見えて元気を取り戻せる感じがしました。
今の社会情勢がどのくらいのタイミングで解決して、以前のように、楽しいことも大変なこともたくさんある世の中に戻っていくのか、さっぱりわからないのですが、そうなるころにまた大々的に舞台の幕を開けてほしいです。
その日まで、蔵之介さんには絶対にお元気で過ごしていただきたいし、私もちゃんと生きていこうかなと思います。
