湯長谷の日記

佐々木蔵之介さんを推しています。蔵之介さんがかわいいとだけ書いてあるブログです。

麒麟がくる 最終回 本能寺の変

推しが出演するってことで見始めた本作、最初は大河ドラマに1年間ついていけるかなと心配しつつ走り始めたのですが、こんな重量の愛が待っていたとは…。

これまでも毎週楽しく見ていたんです。推しが出る回も出ない回も、100点満点で90から105くらいのレンジですごく楽しめていて、見るたびに「大河ドラマってパワーが違うなあ〜!つぎこんでるリソースが違うんだろうな〜!いやー、いいねぇ〜!NHK様、喜んで受信料お支払いします!」って思いながら、心の中で「十兵衛様️💖」「藤吉郎 こっち見て⭐️」とかオタクのうちわふってたものです。

それがね、最終回で奈落に落ちました。具体的にどこの場面で落ちたか、とかないのですが、あの1時間気づいたら、以前流行った海外ドラマの『マッドメン』のオープニングばりに、底知れぬ愛の奈落に落下し続けていました…。私が抱く「落下する人」のイメージってずっとあの『マッドメン』なのよ。

なんていうか、推し変ていうわけじゃないと思うのよ…たぶん…推し変じゃない…と思うよ…?このブログでこんなことを書くことに謎の罪悪感。もちろん長谷川さんはめちゃくちゃかっこいいです、『シン・ゴジラ』もバッチバチに面白いと思いながら見ていたし。えっ…推し変はないにしても推し増し…?まあ、そのあたりは後日、自分の中で精査するとして、なんていうか、この『麒麟がくる』の最終回そのものに落ちたというか、予想外にハードに揺さぶられて自分でもびっくりしているところです。

本能寺の焼け跡で、まだ燻る灰をさらさらと手にするシーン、あの男は自分の遺灰を手にしながら立っていたんだなと思って、もう見ている私の感情が…!感情が!!

今日の日記はとりあえず、最終回に狂わされたということを書き残すだけで、また日を改めて、誰に見られるわけでもない私の発狂の記録を瓶に詰めてネットの海に流すね。

最後の光秀生存ルートも、大好き、大っ好き!これまでの自分の性格だと、こういうエンディングをちょっと斜に構えて見てしまうことが多かったと思うのですが、今回はむしろ正反対で、あのエンディングに救われたというか、馬で駆けていく十兵衛様(似の男性?)の姿を見て、日の光が差し込むように自分の気持ちに幸せな気持ちが溢れて、「よかったね!!!!!」「かっこいい!!!!!」って感情大爆発しました。不思議!愛って不思議!!!!!

山崎の戦いそのものは描かれなかったけれど、私は推しが細川殿から手紙を受け取ったあのシーンで十分だと思いました!十分っていうか、あれがいい!あれ以上描かなくていい!私が佐々木秀吉に見せて欲しかったのはあれよ。「官兵衛。」って呼びかけた時の、あの声音。ドライでビジネスライクで、そして、これからはじまることにわくわくしている、軽やかな声音!

ところで、作ってる側の人たちも、蔵之介さんのあの目の色をうまく使ってるなあ〜って思わされることが多いよね!光の当て方なのか、撮る角度なのか、目の色の薄さが強調されてそこはかとない怖さが倍率ドンみたいな感じ、いいねえ〜って思っちゃう。

最終回だけは、初見は絶対に誰にも邪魔させず、1人で見ようと思っていて、早麒麟本麒麟の時間からTwitterも一切見ずに、月曜の朝早起きして見たんです。終わった時、部屋の電気を消したら、まだ朝日が登る前、でも少しずつ明るくなってきているような時間帯で、窓の外の空の色が十兵衛様のお召し物を思い出すような色だったんです。それが、ドラマの中で本能寺を取り囲むシーンの画面の色あいに似てるなあなんて思って、十兵衛様の色は、夜明け前の空の色だったかな、と、また少し泣きました。

朝から気持ちがお忙しいこと!