NTLive トム・ヒドルストン『コリオレイナス』
イギリス沼に再落ちするかと思った…
NTLive、トム・ヒドルストン『コリオレイナス』をyoutube配信で見ました。しばらく日本の作品を多く見ていたから、久しぶりに見るイギリス俳優にバッチーンやられましたわ…!
『コリオレイナス』、翻訳も全然読んだことなくって、でも、今回このステイホームの流れでのyoutube特別上映だと思うから、とにかくストーリーを終えなくても見始めようと思って見てみたら(やっぱり細かいストーリーは追えてないけど)最高に持っていかれた。
トムがイケメンすぎて…登場した瞬間「イケメンんんんんーーーーー!」ってたたんでいる途中の洗濯物で顔を隠しながら見たよ!!
字幕を出しながら見て、とにかく字幕とイケメンの顔面を追うのに視線が持っていかれていっぱいいっぱいだったのだけど、舞台上の赤い長方形と椅子をうまく使って画面を作ってるのが面白い。
そして、それより何より、舞台上の俳優たちの身体性に力がある。まずもう、体型が違うよね。ボリュームが。なんていうか、分厚いんだわ。そして、そこから発せられる声、言葉、言葉の濁流。圧がすごい。英語が私にとって外国語であって、意味がチンプンカンプンで、純粋に響きに身を任せているところもあるけど、リズム感・スピード感にうっとりする。私もこういう風に読みたい。
あと、もう言葉にならないけど、文字で叫ぶだけ叫ばせてね。
トムの…肉体美!筋肉!ありえない!芸術品!
For you, the city, thus I turn my back. There is a world elsewhere...トム〜!!トーームーー!!あああああー!(号泣)
その他、単発の思い出メモ。
・コリオレイナスのお母さん、こんなパワフルなお姑さん、怖くていやだ…
・最初の戦闘シーン、トム、血かぶりすぎじゃない??ちょっと笑っちゃった。あんなになるまで血塗れっていうのは、本文に根拠があるのかしら?早いうちに翻訳読まなくちゃね。
・マーク・ゲイティス様は相変わらずおスタイルがよろしくてイギリス紳士感が匂い立ってて最高でした…
・トムの白ワンピ(違う)脚のシルエット透けててほんとしんどいから…直視できないでしょ…そういうところで観客を翻弄しないで…
蔵之介さんがかわいいとしか書いてないはずのブログで、昔の沼にときめくのはオタクの倫理的にどうかとは思うのですが、シェイクスピア方面でこじれると、遅かれ早かれロンドン回帰するのは必定だよね…。ごめんなさいね…。